医者になる

どんな中学とか高校にも医者になろうっていうやつが誰かしらいるよね。

自分はたくさんある職業の中でどうして医者を選ぶのかと思ってしまう(自分は到底なれっこないのだが…)

人を救うのはすごいことかもしれないけど、激務そうだし、責任大きいし、不安なこと多そう。

だけど、医者を志す人のなかでも、ひとりだけ応援してる人がいる。

その人は学生時代、部活と勉強を両立していた文武両道の権化のようなやつだった。

部活では関東大会の常連とかで、勉強は校内でも5番以内だったと思う。

彼は、夜1時まで勉強し、朝5時に起きて勉強するらしい。

そんなこと可能なのかと思った。

自分はニコ動見てばっかで、登校時間ギリギリに起きていたのに。

彼は国立大の医学部に推薦で合格した。

きっと合格に浮かれず、春休みまで勉強していたばすだ。

彼は医者になるべき人だと悟った。

精神的な顔というか、意志のある顔をしている。


電車で何年かぶりに彼を見かけた。

彼は医学書みたいな本を読んでいた。

為るべくして為るのである。